2008-10-10 23:20:07 | インポート
岩国の隣町の玖珂というところに、いろり山賊という店があります。
この店は山奥にぽつんとある民芸風居酒屋で、学生の頃によく行きました。
夜ともなると恐ろしいほど光まぶしくて、まるで竜宮城のようだった。
あの頃は今よりアホで、何かあったらとりあえず山賊に行っていた。
当時住んでいた広島市から山賊までは50キロ位離れているが、
そんな事はどーでもよいのである。
山賊につくととりあえずエビスビールを「人数-1」で注文する。
それからじゃんけんをして、負けた奴が帰りのドライバーを努める。
俺は不思議と負けなかった。
そこの名物は「山賊焼き」という食べ物で、ほぼ全員それを注文します。
俺は精神的に色々あって山賊焼きが食べれない体になっていたので、
大体刺身こんにゃくを食べながら、エビスビールを飲んでいました。
ここのエビスが信じられないくらい美味しくて、フルーツジュースみたいな味がしてた。
ここの食べ物はバラエティー豊かで、一通りもの物がある。
当時学生だった俺は貧乏だったので、刺身こんにゃくしか注文しなかった。
その時は5000円のステーキを注文するのが夢だったが、一生注文することは無いと思う。
山賊の強みは週末は明け方の4時くらいまで開いているという事。
バイトが終わりかける頃、「山賊いこうや?」というと、ほぼ行く事になっていた。
そんな冗談はありえなかったのである。
なんでいきなりこんな事を書くのかというと、ふと昔の事を思い出したから。
最近行ってないなぁ。今でもトイレの前にはフリーの絵葉書がおいてあるのだろうか?
山賊に行ってみたいとおもふ。
今考えると、あそこは竜宮城だったんだと思います。
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