三久小郡店


洗車がお昼前に終わったから、

この辺で何か食べて帰ろうち思った。

未訪の油そば屋にしようかと思ったが、

ここは小郡の名店である三久に行こうと思った。


理由はあの頑固な主人とアフロの奥さんに会いたくなったから。

お店の窓に笑っている店長の似顔絵シールが貼っているが、

本人が笑っている所を見たことがない。

過去にギョーザしか注文しなかった客を追い返したことがあるらしい。

そんな緊張感を味わいたくなった。


またここの特筆すべき点として、麺の茹での拘りとテク。

主人は麺を茹でてる間は鍋の蓋を閉めてる。

おそらく湯温が下がらないようにしてるんやと思う。

そして平らなザルでテンポよく湯切りする。

滅多にお目にかかれない技術だと思う。

そんなラーメンは麺が無茶苦茶熱い。

なんなら、スープより熱い。

そんな神業を久しぶり見たくなったてのもあります。


12:10ころお店へ到着。

店内風景は相変わらず。昭和感炸裂しとる。

自分が小学生だったころによく見た光景が広がる。


衝撃やったんやけど、主人がおらんやん!!

奥さんは健在やけど、アフロやないやん!!


完全に代替わりしてた。

主人のポジションには、若いにーちゃんがおった。


暫くしてラーメンがやってきた。

典型的な宇部ラーメン。

期待してたのとちょっと違ったけど、

十分に美味しかった。


お客様が途切れることなくやってくる。

新しい代になっても、存在感は保たれとる。


俺もそんな立派な人間になりたい。


※主人は結構前に勇退されたとのこと。


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