カレーのある風景


2010-06-02 22:42:20 | 1日の記録

あちこちで「俺は料理も家事も何でもできる!」と冗談を云いますが、

意外と真に受けられてしまいます(笑)

その横で嫁が「ウソつきなさんなや!」とムッとした顔をするのが印象的です。

なので、ひさしぶりに料理らしい料理を作ってみました。

ちゅーてんが、カレーですけどね。。。


最近は料理の師匠(=嫁)の「料理は引き算」という教えを守っており、

今回はシンプルなカレーを目指します。

手順は

① お湯の中に鶏がらとショウガを投入し、鶏がらスープを取る。

② 玉ねぎがシナシナ→クタクタになるまで炒める。

③ 玉ねぎをフライパンから取り出す。

④ にんじんをバターで炒める。

⑤ にんじんの中に③投入し、あとは気力が持つまで炒める。

⑥ ⑤を①に入れて、弱火で煮る。絶対に煮立てない。

⑦ にんにく&ショウガの醤油に漬け込んでいた牛肉を軽く炒める。

⑧ ⑦も①に入れ、弱火で数時間煮る。

⑨ 気がすんだら、火をとめてあら熱を取る。

  

ここで大人用と息子用に鍋を分ける。

  

大人用

⑩ ハウスザカリーとジャワカレーのルーをテキトーに入れた後、煮込む。

子供用

⑪ カレーの王子様の粉末をテキトーに入れた後、煮込む。

ここまで順調にきていたのですが、最後に全ての苦労が無駄になるような失敗をブチかまします。

隠し味にとマックスバリュで買った「りんご&はちみつペースト」を両方の鍋に投入したのですが、それが大誤算!

このペースト、無茶苦茶甘かったんですよ。それで味が台無しに。

子供用は「ケーキのように甘いカレー」になりました。

あぁ、またしても師匠の教えに反する「無駄な足し算」をやってしまった・・・。

このカレーは5/31(カレーライス)と6/1(カレーうどん)の晩御飯となりました。

この日は深夜残業の予定があって元々家には帰らない予定なのだったのですが、

クレーム対応として晩御飯時限定で帰宅しました。

   

嫁からは「う~ん、70点」と云った後、

「とーちゃんがカレーを作るとなんでこんなんになるんやろ・・・」

と続きの言葉をかみ殺していました。

きっとこの後に続けたかった言葉があったに違いありません。


予想外だったのは息子の反応。「美味しい」と云うのです。

全部食べては俺に「とーちゃん全部食べたよー」と云ってきました。

翌日も美味しそうに食べてたそうです。子供はあんなに甘いカレーが好きなんですね。

量の関係上で少し残してしまったのですが、

「明日食べるけ、とっといて」と云ってたそうです。

そして今朝「朝ごはんはカレーがいい。昨日のカレーは?」と云ってきました

(嫁は捨てなくてよかったと一安心)。

    

俺の前でペロリと平らげ、皿にこびりついているルーをスプーンでこさいで食べていました。

嫁もカレーうどんは美味しかったようで、満足そうに食べてくれました。

ルーがちょっと濃かったので、汁物の方が合ったのでしょう。

  

「まぁ、とーちゃんよかったやん!」という大団円で幕を閉じる事となりました。

息子曰く「保育園のカレーはもっと甘い」との事。

「とーちゃんのカレーは辛い」だそうです。  

   

また暫くしたら作ろうかなぁ。

次回は鶏がらを×2にしてみよう。最後にですが、「料理は引き算」です。 

 

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