Fri.11.18.2011

ばた電に乗る 第1話 松江へ

10/9 

 

そば師匠の披露宴では、非常に楽しい時間を過しました。 

披露宴の2次会が終わって、そこから流れに乗って3次会へ。

3次会は地元の愛され店である「カラオケ バナナヴォイス」で、

俺達は島根っ子達とカラオケを楽しみました。

俺は何を思ったのか?大江千里の「かっこ悪いふられ方」を歌いました。

 

そこから駅の裏にある宿に帰る途中、A月君が「デリヘル呼ぼうや!」と云い出したり等、

数々の珍プレーがあったりしましたが、俺にはある想いがありました。

それは「憧れのばた電(一畑電鉄)に乗る」という野望。

 

しかし、11時の電車で山口に戻らねばならない俺は、

8時電鉄出雲市発の電車に乗らなければならなかったのです。

宿に戻ったのは2時過ぎ。本当に起きれるのか?ていうか、かなりお酒を飲んどるよ!? 

そんな不安を抱えながらとどめのラガービールを飲んで寝ました。

  

そんな心配は他所に、奇跡的に目覚める事ができたのです!

しかも昨日のお酒が全く残ってない!神在月おそるべしっ!

ホテルで朝ごはんバイキングを食べて、万全なコンディションで駅に向かいます。

電鉄出雲市駅は高架駅。ちょっぴり都会っぽく見えます。

俺はわくわくしながら終点「松江しんじ湖温泉駅」までの切符を買いました。

まぶしい朝の光の中、俺は電車に乗り込みます。

俺はこの黄色い電車に乗ってみたかったんですよ。

 

電車に乗ってまずびっくりしたのは「車内の電気がついてない」事。

乗客は全員、暗い車内の中で出発を待ちます。

あと一畑電車は自転車の持込ちが可能なので、

自転車と一緒に乗り込んだ乗客が多い事にも驚きました。

電車は松江に向かって走り出しました。

あっという間に高架から地上におり、長閑な田園風景を駆け抜けます。

雲州平田駅までは、停車の度におじいさんが増えて行きます。

みんなゆっくりしてて、凄く不思議な雰囲気でした。

雲州平田駅以降はなかなか乗客乗ってきません。

ホームには誰も待ち人がいない事もしばしば。

時間が止まったような風景を、黄色い電車は駆け抜けます。

暫くすると宍道湖が見えてきました。

やっぱり宍道湖は大きいなぁ。

 

1時間もすると、電車は終点に到着。

松江しんじ湖温泉駅はばた電の中でも大きな駅で、沢山の乗客が一気に下車しました

最後まで車内に電気が灯ることはなく、不思議な時間でした。

憧れのばた電。また乗ってみたいです。凄く魅力的な電車です。

 

今から大好きな街である松江に繰り出します。

しかし、持ち時間が少ないから、凄くバタバタしました。

 

 

つづく。 (Click!) 

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