の為、会社を早退して心斎橋のアップルストアまで歩いた。
アップルストアには凄い数の人がいた。
2階は病院みたいやった。
多国籍な雑踏。待ちくたびれた顔を並べる方々。
名前を呼ばれた方は、アップル商品を取り出して症状を説明するみたいな感じ。
俺は17:15の予約やったけど
声がかかったのは17:30過ぎやった。
機内モードにされた俺の携帯は、
黒いポロシャツのにーちゃんに連れて行かれた。
「今日は混んでおり、作業終了予定時刻は20:00です」ち言い残し。
俺はこの修理に出すか出しまいか、結構悩んだ。
「戒め」として、画面が割れたままでもありかと思ったから。
でも最近このヒビだらけの画面は、
どうやら俺の憂鬱を作り出す要素の1つな気がしてきた。
2万円近くの出費は痛いけど、
このままにしておくと2万円以上失うのでは?
なんて思ったのから。
待ち時間の間、STANDERD BOOK STOREの飲食コーナーで、
珈琲を飲みながら、仕事をしたり、そのまま画面にフィルムを貼ってもらうか?
真剣に考えた。
またビックカメラでガラスフィルムを買って、
風呂上りの湿気だらけの浴槽で、全裸でフィルムを貼るのはしんどいち思った。
※別に全裸である必要はない。
で、「勉強代は高い方が効果があるやろう」ち思い、
ついでに「安い方のフィルタ」を貼ってもらう決心をした。
20:00にアップルストアに戻ったけど、ここから更に30分待たされた。
俺の携帯は記憶喪失になる事もなく、新品の姿になって戻ってきた。
変なマシンを使って、安い方のフィルムが貼られた。
凄いな。困難あれば、全裸になる必要なんて無いなち思ったものです。
ちょっと頼りないアンチグレアのフィルムを装着し、
俺の携帯は第2章を迎えたのです。
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