倉敷へ移動

岡山駅前から市役所筋を抜けて、岡山バイパス出た。 岡山バイパスには学生の頃から気になる「ファッション喫茶」ちいう店がある。 若かった俺は、この店名から「どんなサービスが・・」と様々な思いを馳せた。 名ばかりの大した事ない店か? 大したことあるだけあって、コーヒーが¥3,500/杯するのだろうか? 俺はわくわくしながら、西へ向けてアクセルを踏み続けた。 そしたらビックリした事に、ファッション喫茶は廃業していてた・・。 数年は経つのか?荒れまくっていた。夜中でもそれをはっきりと確認できた・・。 しまった・・・。 学生の頃に行っておくべきだった・・・。 久しぶりに、思い立ったことは今すぐやるべきだ!と痛感した。 子供としたい事があっても、すぐに大きくなって家から出て行ってしまう。 今は仕事が忙しいからと行っても、定年後は体がキチンと動く保証はない。 俺は岡山バイパスで、色んな事に思いを馳せた。 嫁が確保した倉敷の宿は、うちらには似合わない、ちょっと高そうなとこやった。 駐車場は宿から徒歩3分位の所にあり、嫁が宿からもらってきた地図には 「鉄板を渡る」ちいう記述があったので、緊張した。 荷物を降ろした後、息子と2人でコンビニへ買い出しに行った。 息子が「くんさき」が欲しいとちいうのだが、 近くのファミマにはなかったので、ちょっと離れたセブンまで歩いた。 おかげで倉敷の歓楽街?を偵察する事ができた。 派手さはないけど、お店のバラエティが豊かやった。 渋い店、新し目の店、メニューが豊富な焼鳥屋、高そうな店、今時ぽいバル等・・。 早めに倉敷に入り、美観地区をウロウロした後に ここらで一杯もええなぁ・・、ち妄想した。


「折角岡山に来たのだから!」ち云う事で、コンビニで独歩を買った。 普通のとマスカット味を買った。 このマスカット味のが、でたらめ甘かった・・・。 自分用のベッドがある事が嬉しい息子は、暫く起きていた。 俺は嫁さんと翌日の計画をざっくり立ててから寝た。


つづく。

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