山奥にて

急いで戻ったけど、特に事件は起きてなった。

息子は久留米市からやってきたアントニオと名乗る小6と一緒に遊んでいた。

「戻 っ て く る 必 要 な か っ た や ん ! !」

俺と息子と娘とアントニオで色々と遊んだ。

アントニオは面倒見の良いいい奴やった。

メガネで久留米弁を喋るから、向井秀徳としゃべっているような気がした。

4人で池で釣りをする事にした。

アントニオは釣り針の代わりにガラスの破片を選択した。

釣り糸の先にガラスの破片を巻き付け、

それを池に入れては「釣れん!!」ち騒ぎ寄った。

この時俺は「1回位、釣りの仕方を教えておいた方がええかなぁ・・・」ち痛感した・・・。

しかしアントニオはいい奴だった。

娘のブランコを世話したり、知らない小さな子をトラスコの台車に乗せて遊ばせよった。





これを書きながら、無性にアントニオに会いたくなった。

そしてiPodのシャッフルからナンバーガールが流れ出したので、ちょっと怖くなった。


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NEWプチ民宿高橋 山口編

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