トリアスの動物園

最初のアプローチは柵?の中に居て、触る事ができなかった。

2回目は柵の外に居たので、お尻を触ってみた。

そしたら毛(タワシ)がボワッと逆立って、すぐにゴロンとなった。

3回目、ひたすらにお尻を触っていたら息子がやってきて、

「とーちゃん、恥ずかしいけやめて!!!」

「このカピバラは寝るタイプじゃないんよ!!!」

と必死に静止してきた。

俺はそれに応えず、カピバラを触り続けた。


そしたら嫁と娘もやってきて、先程のエサを食べさせる事になった。

エサを手のひらに乗せてカピバラの口に近づけると、

モソモソとエサを食べていた。娘と息子は大喜びしていた。

息子が「とーちゃんもやってん!!」とうるさいので、

俺もドキドキしながらエサをやった。

俺は「カピバラの噛む力は手の骨をかみ砕く程」という予備知識があったので、

そんな事はしたくなかったのだが、嫌々あげる事になった。

とてもくすぐたっかった。


最後に嫁が、「この規模でこの値段は高いねぇ」と云ってきた。

まぁ、よいではないか。カピバラに触れたのだから。

俺と家族のカピバラ確執

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