こんな話を聞いてほっとするのは、自分が小倉生まれだからかもしれない。
自由とは自分の手で掴む物だ。じっとしていても自由はやってきたりはせん。
「田川、警官少ない」
2009年09月30日
■児相逃げ非行の3少年
恐喝や窃盗の非行事実で北九州市内の3少年が、
田川署から北九州市内の児童相談所に通告された事件で、
25日に「逃走」した3少年は、27~28日に相次いで補導されるまで、
3人で協力しながら筑豊地方を移動し続けていた。同署への取材でわかった。
通告されたのは、北九州市小倉北区の中学校2年生A男(13)、
同市戸畑区の中学校1年生B男(13)、同市小倉南区の小学校6年C男(11)。
3人は市児童相談所に入所していたが、25日午後2時過ぎ、
戸畑区の市立戸畑図書館に所外活動に出た際に、
指導員らの目を盗んで逃げた。理由について3人は「自由になりたかった」などと話しているという。
田川署によると、逃げた3人は約40キロ離れた田川市へ向かった。
A男が同市内に土地勘があったことと、「田川は警官が少ないはず」とのA男の思いがあったため。
25日は小倉南区の公園で野宿をしたという。
田川に向かう途中、3人は自転車を3台盗んだという。
しかし、年下のC男が遅いことから、A男は自転車の後ろにC男を乗せて田川を目指したと見られる。
空腹に耐えかねた3人は26日午前、香春町の商店で恐喝事件を起こしたとされる。
A男の指示で店を襲った2人は調べに対し、「初めてなのでふるえた」「心臓がばくばくなっていた」
と当時の様子を話しているという。
犯行後3人は、香春町内のしげみに隠れ夜を待った。
日中に動き回ると捕まる可能性が高いと考えたという。
2台の自転車を捨て、代わりに26日夜にキーのついた軽乗用車を盗み、
A男の運転で直方方面に向かった。同夜は車の中で過ごしたらしい。
直方市内の商業施設で27日、弁当を盗むよう言われたB男だったが、
盗むことができず、車の2人とはぐれたため、自分から110番。
2人も翌日の午後には同市で発見された。3人は「反省している」と話しているという。
同署は「3人で協力しながら逃げてきたのだろう。
ある意味で仲間意識は強かったのではないか」としている。
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