東京死亡遊戯 その1


2009-12-11 21:58:15 | うどん(東京)

12時半  「小島屋」   東京都東村山市

  

俺はうどんが好きです。ラーメンより好きかもしんない。

世の中には食べたいうどんが沢山あります。

例えば山梨の吉田うどん。三重の伊勢うどん。富山の氷見うどんなど。

中でもその筆頭は東京の武蔵野地方でしか食べられない「武蔵野うどん」でございます。

 

何かの記事で読んだと思うんやけど、武蔵野うどんはとても興味深いのです。

武蔵野の地粉で作る薄茶色の麺を、あったかい豚肉入りの肉汁に浸けて食べる。

そのお味ですが「強靭なコシ」という表現がよく使われています。

どんなうどんなんやろ?気になって仕方が無いのです。

しかもそれ系のお店は平日+土曜の日中しか営業して無いらしい。

これっち讃岐みたいやん!ただただ、強く惹かれるのです。

信じ抜けば夢も叶う物です。遂に東京へ行く用事ができたので、

それと抱き合わせで武蔵野うどんを食べに行く事にしました。

羽田から志村けんのホームタウン「東村山」まで直行。

あの飛行機に乗ってた人で、東村山に直行したのはきっと俺だけでしょう。  

 

 

親切な事に羽田までasumicさんが迎えに来てくれていました。

そして阿佐ヶ谷からF町一家と合流し、国分寺から西武国分寺線に乗り換えて、いざ東村山。

東村山に着きました。これといって何も無い所です。曽根の方が栄えています。

そこからタクシーをひっかけ、最初の目的地である「小島屋」を目指しました。

 

 

 

 


AM7:00、山口宇部空港with二日酔い。

むーねのしんずく打ち明けた♪by旭 

阿佐ヶ谷初上陸。


着いたさ、東村山。

 

 

 

お店に着きました。ボロボロの民家調です。

田舎者の俺は「東京にもこんなお店があるんや・・」と少しショック。

店のおばちゃんも強烈に気さく。俺の東京に対するイメージがちょっと変わりました。

店内に入り、左奥の座敷に着陸。とりあえず白菜漬けとビール大瓶×2を注文しました。

全員武蔵野うどんの代名詞である「肉汁うどん」を注文しました。

美味しい白菜漬けを食べながら、ビール飲んで。。。。。

 

そうこうしているうちに憧れのうどんが来ました。

俺の目の前にうどんが着てから、俺は暫くうどんを見つめました。

気持ちは初めてのベッドインですよ。

 

とりあえずお椀に入った肉汁を飲んでみる。甘辛い。実家のすき焼きに近い味。

東京でもこんな甘い食べ物があるんや!とこれまたショック。

麺を箸で摘み上げてみた。麺自体、かなりゴワゴワしているから沢山の麺が一緒に着いてくる。

ドキドキしながら口の中に入れてみる。うーん、普通の味。美味しくもその逆もない。

瞬間的に思ったことは「うどんと認めてよいのか?」と「小倉にこれができても受けないだろうなぁ・・」の2つ。

 

とにかく武骨な感じがする。

俺がイメージするうどんよりほうとうやだんご汁の方が近いと思う。

ゴワゴワとしており、噛めば噛むほどこっちのうどんとは違う味がする。

芯まで茹でられてないような感じ。芯が残っていて、ちょっと粉っぽい。

強靭なコシはさほど感じなかった。ほどよい硬さです。

 

慣れてきたら美味しく感じられてきた。なんか甘い。

でも量が少なくて、3回箸で持ち上げたら無くなってしまった

白菜漬けとビール。んまい♪(ピンボケ)

肉汁うどん(並)。

肉汁うどんのアップ。

この風情は絶品。

 

 

 

 

 

あー、これが武蔵野うどん初体験。酷く感動。

めでたく武蔵野うどん童貞を小島屋で喪失。

 

最後にこのお店の外見を写真に収め忘れてしまった。

コバルトブールみたいな色で、変わった建物だった。

しかし、お店を出たら雨が降っていて、それに動揺してしまって写真を撮り損ねた。

 

 

小島屋  

http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20020608kojim/

 

 

 

そんな感じで幸先良いスタートでしたが、次の店で全てが崩れ落ちます。

 

つづく。

 

 

 

0コメント

  • 1000 / 1000

NEWプチ民宿高橋 山口編

宇宙、日本、宇部