2010-01-19 23:53:29 | music
ブランキーの「Saturday Night」が聴きたくなってYOUTUBEで拝聴したんやけど、
こんなに良かったかなぁっち考えさせられました。
ブランキーといえば俺のジェネレーションを代表するロックバンドです。
歴史的にここまで凄い3ピースバンドはいなかったちいう位凄いバンドです。
ギター弾きなら、1度くらい「ガソリンの揺れかた」のイントロを真似した事あるんじゃないんでしょうか?
ただ、俺はベンジー(ボーカル)のヒナ声なボーカルと、
あざとく感じてしまうナイーブ過ぎて、感傷的すぎる歌詞がどうも受け付けませんでした。
そんな前置きがあるのに、YOUTUBEを見終わった後に、
「こんなバンドおらんくなったなぁ・・」ち、ふと寂しい気持ちになりました。
今は特徴的な声のロックバンドは少なくなったち思う。
ヒナ声のようなボーカルは当時気持ち悪くてしかたなかったのですが、
今はもの凄い個性として肯定的に受け止める事ができます。
感傷的な歌詞は、今となっては優しい気持ちで受け入れる事ができます。
当たり前な人間の感情を億劫なく歌う彼らは、一般的な大人が失ってしまう感性を持っとったような気がする。
15年前の俺はとても感情的やけど、他人の事を考える余裕を持っていました。
なので彼らの歌はとても当たり前すぎて面倒な物と捉えてしまったのでしょう。
今の俺は日々慌しく、毎日を面倒と考える事が多くなってしまいました。
そんな俺にとって彼らの歌は、自分に足りない物としてすんなり受け止めてしまったのでしょう。
「体中で感じてみたい、どれくらい凄いか感じたいんだ、生きているって事を」。
明日からはもっと自由な気持ちで、思い切ってあらゆる事と対峙したいち思ふ。
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