伝説が始まる その2
2010-08-23 23:52:36 | 1日の記録
こんばんは。将来、うどんで情熱大陸に出るつもりの高橋です。
土曜日の夜はクタクタでする事もなかったで、うどんを打つ事にしました←はよ寝ろちゃ!
ローソンで軟水を購入し、いざうどん2号の麺打ちスタート!
うどん1号は失敗して、嫁から「団子以下という酷評を頂きました」。原因はきっと「水不足」だと思います。
うどん粉に水を入れる作業を「水回し」と云いますが、これは非常に難しい作業なんです。
ここでうまく粉に水をなじませ、「そぼろ状」にしないといけないのです。
1号の時は水不足により、そぼろどころか変な物体になりました。岩のような小麦粉の塊でした。
なので今回は慎重に、気持ち水を大目にして水回しを行います。
そうしたらどういうことでしょう!
そぼろ状を通り越し、ぷるっぷるっなお餅のような小麦粉になってしまいました・・・・。
「しまった!」ち思いましたが、同じ失敗でも前回と内容が異なればええや!と作業を続行いたしました。
次は足踏みの作業です。前回は硬くて硬くてどうしようにも無かったのですが、今回は激柔!
本気で踏んだらぺっちゃと潰れてしまいそう。ぷにぷにと弾力のある感触が、足裏から体全身に伝わってきます。
なので優しく足裏でPRESS。伸ばすようにPRESS。どうやらうどん2号の性別は女みたいですね。
柔らかいので作業はすぐに終わりました。次はビニール袋に包んで2時間熟成。
しかしビールや日本酒を飲みながら嫁の愚痴を聞いていたら眠くなり、
うどんの事はどうでも良くなって寝てしまいました。
翌日は朝ごはんを食べた直後にうどん作業に入ります。
激柔のうどんは、既に自重で潰れていました・・・。やっぱり水が多かったんやろうなぁ。もしくは熟成させすぎ?
それから次工程である「菊もみ」行って、再度うどんを足で踏んで、次に麺棒を使っての「のし」です。
2号は柔らかいのですが、同時に弾力も凄いのです。麺棒で伸ばしても、また元の大きさに縮もうとします。
この弾力がうどんの何につながるかはまだわかりませんが、期待できるんじゃないでしょうか?
それからうどん生地を平均厚さ3mm程度に伸ばし(前回はここで決定的なミスを犯した)麺切りに入ります。
そこで余計なお客さんがやってきます。息子が部屋に入ってきて「僕もやるの~!」と言い出したのです。
散々邪魔されましたが、機転の利いた嫁が「息子用に小さくうどん粉をこねたもの」を持ってきて、ようやく鎮火。
息子は俺が包丁を使ってうどんを切っている間、「ねじねじドーナツ☆」とか云いながら楽しそうでした。
うどんの麺切りですが、これは相当難しい作業です。
包丁のせいなのか?切り方が悪いのか?断面が正方形になるように意識しても、潰れるんですよね。平行四辺形な感じ。
しかも今回のうどんは柔らかいから、自重でうどん同士が引っ付きそうになります。
うどんを切る時はまな板に乗るようにうどんを折りたたむのですが、うどんがひっつかないように打ち粉を多めにまぶしました。
これで何とかうどんが完成。ご覧の通り、それぞれの太さは違うし、
断面が潰れている為にエッジがない丸いうどんになりました。
まぁ、ええや。俺は頑張ったと思い、うどんを少し茹でて食べてみました。
見た目はかなり不細工です。しかし1号と違って、まぁまぁおいしかったのです。
麺はつるつるしてて弾力もある。もちもちした食感で、息子も食べてくれました。
これは意外といけるかも!少し天狗になりかけました。
その日のお昼ご飯はうどんです。嫁がカレー汁を作って「カレーつけ汁うどん」の完成です。
久しぶりの、夫婦共同作業でした。
それが何故か美味しいのです。嫁のカレー汁のおかげなのですが、俺のうどんの悪いところが消えていました。
つるつるともちもちとしたうどんが、このカレー汁と抜群の相性だったのです。
辛いのが苦手も息子も、「カレー美味しい!」といって完食。
(息子用にふつうのうどんを作っていたのだが、やっぱりカレーが食べたかったんやろうね。)
嫁的に今回のうどんは「団子」だそうです。まだまだうどんには遠いとの事。
とはいえ、何となく自信が付いたので、次回も麺打ちに励みたいと思います。
次回のテーマは「均一な断面」ですね。
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