中日そば。それはドアラのそばではない。
中日そば。それは今中のそばではない。
高知県香南市赤岡町に伝わる、
うどんスープに中華麺を入れた麺類で、
「とさを商店」ちいうお店で食べれるらしい。
地の食べ物を食べたい一心で、
特に詳しく調べる事無く、突撃しました。
のいち動物園から国道55号線に出て、
そこから安芸市方面へ南下。
ちょっとの距離の筈やけど、なかなかお店が見当たらない。
右側に見えるはずやけど、お店のオーラが無さ過ぎて、
通り過ぎてしまった。
おすし屋の駐車場でUターン、
今度はお店を発見したけど、ただの個人商店に見える。
ここでご飯が食べれるのだろうか？ていうか、入りにくい。
とはいえ、ここで退散するわけにはいかんので、
駐車場を探すべく、付近を1周した。
しかし、駐車場らしきものは見つからない。
2周目に突入。たまたま高知ナンバーの車から
降りてきたところの婦人を捕まえ、お店の駐車場を尋ねてみた。
そしたら「旧役場に停めたら良い」ちアドバイスを頂いた。
お店に入ると赤いTシャツを着たおじさんが出迎えてくれた。
「いやー、駐車場で困っとるんやろうなぁと思ったよ！」と云われた。
スーパーみたいな店内の奥の方にテーブルと椅子。
更に奥には厨房があった。なるほど、ここで食べるのか。
俺達は「ちりめんちゅうにち」x2と
「香南ぎょうざ」と「DASHにら玉」を注文した。
「ちりめんちゅうにち」と「ちりめんおこげ」が
人気2トップみたいやけど、ちりめんおこげは晩ご飯に備えて自粛した。
餃子とにら玉には、生産量日本一の「香南のにら」が
使用されているとの事。
店内を見渡すと、サインが沢山ある事に気がつく。
結構な有名人も多数。おにぎりのメンバーの写真とサインもあった。
あー、結構有名なお店なんだなと実感。
暫くして中日そばがやってきた。
食べてみる。非常に美味しい。
さっぱりとした塩気が効いたスープに、
中華そばの麺が絡まって美味しい。
見た目は非常にシンプル。味もシンプルで美味しかった。
この「うどんスープ」と「中華そばの麺」の組み合わせという
マジックもあるかもやけど、ただただ料理として美味しい。
シンプルで美味しいのだ。
「香南ぎょうざ」も「DASHにら玉」もやってきた。
これがまた美味しい。両者とも食べた事ない感じやった。
なんか、俺が知っているギョーザや出汁巻きとちょっと違う。
「あー、高知の食べ物は美味しい」。
おもわず娘も「うまにこ」になるのであった。
子供達は楽しそうにおいちゃんからみかんを頂いていた。
どこから来たのかわからない俺達にこんなにも良くしてくれた、
おじさん夫婦。高知人の優しさを思い知る。
最後に豚一家が来た時の事を聞いてみた。
大泉はカメラが回ってない時は普通の人らしい。
で、カメラが回った瞬間に、オーラを放つ芸能人になるらしい。
なんか面白い話が聞けた。
ちなみに北海道在住の大泉のファンが中日そばを食べに来た事があるらしい。
そうそう。撮影の時に大泉が座った椅子は「大泉シート」ち呼ばれ、
ファン達は喜んで座るらしい。
俺は座らんかった。
つづく。
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