朝、早く起きて近くを散歩した。
探索マップがあったので、それを片手に散歩した。
奥さんから「こっちの方は行かない方がいい」ちアドバイスを受けた。
カメラを持って歩く。
空は明るいけど、集落一帯が山の影になってて暗い。
辺りは寒く、川から湯気が出ていた。
俺は元中学校に行った。人気は無く、セドリックワゴンがぽつんと止まっていた。
神社に行ってみたけど、ボロボロでかなり朽ちてた。
神社の横には酒屋の看板。
その前を誰も乗っていないコミュニティバス「元気バス」が横切った。
宿ご主人の手記によると、
この辺の人口は50年前は800人住んでいたそうだが、
現在は40人しか住んでない。
かつてはここにお酒を買いに来る人が居たり、
神社でお祭りがあって賑やかだったのだろうな。
近い将来、俺がじーさんになる事、日本各地にこのような光景で溢れるのかもしれない。
「ここに賑わいを戻したい」ちいうご主人の熱い思いの原風景を見て、
ご主人の気持ちを理解する事ができた気がする。
ステキな場所だと思う。 またここに来てみたいなぁち思った。
つづく。
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