義理と恩と仇

強化練習の昼食にて、師範が松田さんに向かって色んな話をしていた。 基本、俺は頷くだけで、基本的にずっと聞いてた。 色んな話をしよったけど、「義理と恩と仇」はひっかかった。 義理は義理で返し、恩は恩で返さなければならない。 しかし、今の日本はそれができてないと。 たとえば学校の先生に対してうるさい親がおるけど、 あれは相当イカれていると。 子供は先生に色々と教えて頂いているのに、 それに対して文句を云うなど、まさに「恩を仇で返す」の典型パターンらしい。 昔の親は、先生に決して文句を云う事はなかったという。 昔は「皿で受けたら鍋で返せ」という言葉があったり、 ラジオからは浪花節や国定忠治等の物語がものが流れており、 日本人の考え方に「義理人情」があったちいう。 俺には難しいし、この辺を知ろうとするには物凄く時間を要すのだろうけど、 これからは「義理は義理で」、「恩は恩」で返さなければならないなぁと思った。 今まで俺は「恩を仇で」返しまくってきたような気がする。 ちょっと考えただけで、50個くらい思い浮かぶような気がする。 これからの人生、この辺はキチンとしたいと思いながら、 俺は師範と松田さんの話を聞きよった。

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