2009-05-04 23:54:58 | music
清志郎が亡くなった。俺は復活すると軽く考えていたので、かなり衝撃だった。
そのニュースを聞いた時、俺は結構酔っ払っていたのだが一瞬で酔いが醒めた。
清志郎は日本のロックにおいてパイオニアである。
且つ、最高のエンターテイナーである。
スマッシュの日高社長にネゴって毎年参加のフジロックや、仲間総出演のトリビューライブや、
(ハイロウズも参加したが、ヒロトがチンポを出したので、クレジットから抹殺された)
「マジカデ・ミル・スター・ツアー2000」をドキュメンタリー映画にした「不確かなメロディー」や、
福岡ライブの断水事件など等、ここまでコンスタントに熱いトピックを提供してくれた人はおらん。
個人的には初期のRCサクセションが大好き。
清志郎が化粧をしてテレキャスターを持ち出した絶頂期も勿論良いが、
破廉ケンチのレフティギターが光る初期の方が好きやね、俺は。
生ギター×2+ウッドベースでここまでのグルーヴを出せるバンドなんて、他に知らない。
極め付きはこの声。こんな素晴らしいロックボーカルはおらん。
俺は「初期のRCサクセション」をTDKのメタルテープにダビングして、
SONYのウォークマンで聴きながら高校まで通ってました。
そんな俺にとって、清志郎は神なのです。
俺は息子がバスの玩具で遊ぶ前で、清志郎追悼ライブをしました。
「トランジスタラジオ」、「雨あがりの夜空に」、「スローバラード」、「僕の好きな先生」、
「シュー」、「あの歌が思い出せない」。
基本的にA→F#m→D→Eの繰り返しです。
途中で2階の窓を大袈裟に閉める音がしましたが、そんなの無視です。
俺の歌声は清志郎に届いたでしょうか?
俺はRCの歌を一生忘れる事はないし、ずっとそれをぶら下げて生きるでしょう。
清志郎はライブにて必ず?客に向かって「愛し合ってるかい?」と聞きます。
この感性については、10代の俺は必ず影響を受けており、
今でも酔っ払ってなんか云った後「あー、さっきのは清志郎ぽいな」と
自己陶酔する事があります。
清志郎の表現するロックンロールを、俺は100%理解しているつもりです。
これから俺は、清志郎と同じ考えを持ったロックンローラーと勘違いしながら生活していきます。
日々、愛し合っていれば、それは成立すると考えています。
あの歌が思い出せない
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